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心のしくみ

  • 執筆者の写真: たなかけいすけ
    たなかけいすけ
  • 2022年3月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年5月19日

先日、薬師寺の大谷徹奘さんというお坊さんの「心のしくみ」という

法話を聴くことができました。私が解釈した内容を話したいと思います。

「心」とは何か?、「生き方・考え方」の基本となるもの。と捉えました。

では、その「生き方・考え方」はどうやって出来上がっていくのか?

心は一人一人誰もが違います。親子であれ、兄弟であれ、双子であれ、

誰一人として同じ人はいないです。

それは、心が出来上がっていく過程がみんな違うからです。

いろんな「体験・経験」を通して、それぞれの「価値観」が生まれ、

その「価値観」が「生き方・考え方」を形成する。こういうことです。

では、「幸せで楽しい心」はどうやって醸成されていくでしょうか?

それぞれ「心」を持つ「自分」=「我」がどう考え、どう行動するかです。

「我が強い」人は「傲慢」で、「独善的」!その結果が「孤立」を生みます。

誰に助けもなく、「孤立」してしまいます。

こんな「我の強い」人の最大の特徴を大谷先生は

「人の話を聴かない」とおっしゃっていました。


では逆に「我の強くない」人(「我のない人」はいませんので)

言い換えれば、「我をよく抑えられる」人でしょうか!

こんな人たちは「謙虚」で、「共栄」を望み、

「調和」を生み出す人たちです。

人の話をよく聴き、相手のことをよく理解し、「調和」を生み出します。

そう!「話をよく聴く」人です。

この「話をよく聴く」ことを「聴話」と呼んでおられました。

「調和」「聴話」、言葉にすると、どちらも「ちょうわ」です。

この「ちょうわ」が、心が形成される最初の「体験・経験」

繋がっていくという話です。非常に分かりやすく、明快です。

「話を聴かない」人は学びがありませんから、

「体験・経験」も少なく、成長できません。

「話をよく聴く」人は「ちょうわ」によって、「体験・経験」も多く、

学びが広がり、「価値観」に深みが出て、

「生き方・考え方」に多様性と豊かさが加わっていきます。


「体験・経験」→「価値観」→「生き方・考え方」→「謙虚」「共栄」

→「話をよく聴く」→「調和」「聴話」「ちょうわ」→素晴らしい「体験・経験」

               ↓↓↓

            「幸せで楽しい心」


私は、この法話を聴いて2度泣きました。

1度目はどこで泣いたか、覚えていませんが、2度目ははっきり覚えています。

法話の最後に演壇から降りてきた大谷先生があいさつ、合掌するときに

「手を開いて、手のひらを見て、グーパーグーパーしてみて」と・・・

「その手はいつか動かなくなります。」

「それまで、一生懸命生きましょう!」みたいなことを話されたときです。

このブログを書いている今も泣きそうな自分がいます。

今度、薬師寺に行ってみようと思います。

「話をよく聴く」ことの大事さを再認識しました。ありがとうございました。

私の解釈ですので、間違いも多々あると思います。

是非、薬師寺の大谷徹奘さんのHPをご覧ください。https://www.tetsujo.net/


早く平和が戻りますように!! 今日も聴いてくれてありがとう。




 
 
 

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