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共感。
- たなかけいすけ
- 2022年1月31日
- 読了時間: 1分
「その男の子は手紙の一語一語を食い入るように見つめ、何度も何度も確かめたあと、自分の胸に強く抱きしめ、泣き出したのです。そしてもらい泣きしている女史に向かい、手話で「愛」と言ったのでした。男の子が必要としていたのは、他の誰かが自分のことを思ってくれていると、知ることだったのです。おそらく、これは世界中のどの子供も、必要としていることではないかと女史は言います。共感の力こそが人生を変えるのだと。」(『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』(著:帚木蓬生 発行:朝日新聞出版)(PP242,243)
今日の朝、電車の中で読み終えました。最後の文章です。
「聴くことを考える」からネガティブ・ケイパビリティを知り、
この本に出会い、共感に出会う。この共感こそ、人々が求めるものであり、
「聴くこと」が共感を実現させるものである。そんな風に感じました。
「聴くことで知り、そして共感する。」今日も読んでくれてありがとう。
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